クリンチャーからチューブレス120psi→60psiに変えて気付いた事

新しい挑戦

時代の流れもありエアロのディスクロードを購入しました!
それに伴い新しいバイクに合うホイールも探します。
条件は3つです。

エアロ効果の高い55mm以上のリム

せっかく油圧ディスクブレーキという新しい規格なので
チューブレス対応
フックレスリム

新しい規格に浮かれ色々と冒険心が出ました!

条件に合うホイールは?

そして各社調べフックレスリムを扱っているブランドは少ないという事も分かりました。
少ないフックレスの中から55mm以上となると2社3モデル

ENVE SES4.5AR 

ENVE 65


 

他社ブランドの商品も65mmのモデルがありましたが専用タイヤのみとなっておりタイヤの選択肢が減ってしまう。

SES4.5ARはリアのみが55mmでフロントは49mm
対するENVE65は前後65mm
となると…
ENVE65一択となりました!

タイヤの太さは…?

ENVE65に合わせるタイヤは

ENVE SES TIRE 25cに決定!

ロードバイクには細いタイヤというイメージが強く28cや30cなどの太いタイヤをロードバイクに取り付ける事が受け入れられませんでした。
今思えば初めから29cにしておけば良かったと思います!

25cでも推奨空気圧は70psi乗り始めてすぐはペコペコに感じられ本当に進むのか、走りが重くならないのかが心配でしたがいざライドに出かけると
カンカンに入れていた時の軽やかさは減りましたが走りは重くなくペースも維持できます。
しかも空気圧が低いおかげで振動があまり伝わってこず体も疲れにくくなりました!
そこから低圧の良さを知りさらに落としていきますが問題も出てきました。

エアボリュームが足りず段差などでリムが地面に当たってしまいます。

しかし一度楽を覚えると高圧で乗る事をしんどく感じてしまいもう戻れません。
リムをぶつけず空気圧を下げる方法を考えたところタイヤを太くしエアボリュームを上げる方法がありました。

初めは太いタイヤを履かせるなんてと思っていましたが29cを履いてみると太いタイヤもいいかもと思うようになりました。


肝心の乗り心地ですが推奨空気圧の60psiでもリムをぶつける事なく低圧のクッション性もあり25c時よりも楽になり走りもあまり変わりません!
よいことだらけの25c→29cへの変更でした。

タイヤサイズについて
タイヤを太くするメリットは大きいですが気を付けるポイントが1つあります。
リムの内幅によって表記サイズと異なってしまう場合があります。

今回のENVE65の場合リム内径が21mm 29cのタイヤを履く場合は29mmで変わりませんが内径が23mmの場合は30mmになってしまいます。
タイヤを太くされる場合はリムの内径とフレームのタイヤクリアランスをお確かめ下さい。


パンクが怖くないシーラント

チューブレスと言えばシーラント。今までタイヤの中にはチューブといった固定概念があったためこちらも衝撃的。
液体なんか入れて重くならないのか。本当に穴をふさいでくれるのか。心配事は尽きませんでしたがもうホイールが決まった以上後戻りは出来ません。

チューブレスタイヤにシーラントを入れる様子

シーラントを入れて重くならないのかですがチューブ1本100g前後、軽量チューブで30g~50g程。

対しシーラントはサイズにもよりますがロードバイクだと30ml~45mlだと記載されています。

チューブより軽いです。なおかつパンクも防げてチューブより安い!
しかし軽量でも穴を防がないと意味はありません。
ライド中一度画鋲を踏んだことがありますが、少し空気が抜けその勢いで穴を塞いでくれました。(この辺りはGCN JAPANさんで検証動画が上がっています。)
シーラントが塞ぎきれないサイズの穴の場合チューブを入れる事でライドを楽しみ続ける事が出来ます。
クリンチャーでは1回穴が開いてしまうとチューブ交換かパッチ修理かとなってしまいますが、
チューブレスなら小さい穴ならシーラントで、対応しきれない場合はチューブを入れてと対応できます!
対応出来る回数も増えますのでブルベ、ロングライドなど長距離乗るような時でも安心してライドに出かける事が可能です。


シーラントに関しても元々感じていた不安はなくなり今では入れているから安心とまでなりました。

変えてよかった!

クリンチャーチューブレス
メリットメリット
タイヤ交換、パンク修理が簡単低圧で乗り心地がよい
選べるタイヤが豊富低圧により接地面が増えグリップ力が上がる
小さい穴ならシーラントが塞いでくれる
リム打ちしにくくパンクしづらい
穴が開いても場所を探しやすい
デメリットデメリット
ある程度の空気圧が必要で硬い初めのセッティングが大変
パンク時空気が抜けてしまうシーラントの定期的な補充が必要
空気が少ないとリム打ちパンクする可能性が高い選べるタイヤが多くはない
パンク箇所を探しづらい
軽量チューブを使用しないと重くなる

元々興味があったとはいえ不安だらけだったチューブレス化。
空気圧が下がる事により走りやメンテナンス性など下がってしまうのではないかと心配していました。
慣れるまでは走ってみてタイヤのつぶれる感触を怖く感じるかもしれませんし、グリップ力等に驚かされる事も多いかもしれませんが
慣れてしまうとそんなことはなくむしろ今まで以上に快適にライドを楽しむことが出来ています。

ENVE65を取り付けたロードバイク