Frayが2024年バイクアワード獲得!

ENVEのエンデュランスオールロードFrayがアメリカの自転車雑誌Bicyclingで「ベストロードバイク」として選出されました!

Bicyclingはフレイを「ベストロードバイク」と評価し、以下のようなコメントをしています!

Fray(フレイ)は、ロードバイクの特性を損なうことなく、タイヤのクリアランスを広げ、ギア比を低く設定し、少しアップライトなジオメトリーで快適さを増したバイク。
31mmから35mm幅のタイヤに最適化されており、1xの設定では最大40mm(2xでは38mm)までのタイヤが装着可能ですが、これは保守的な数値に感じられます。

テストバイクは約7.7kgと驚くほど軽量で、38mmのタイヤとエンヴィのエアロホイールが装着されています。

見た目については好みが分かれるかもしれませんが、Meleeとほとんど見分けがつかないデザインです。しかし、ユーザーはプロがレースで使用しているものを好む傾向にあるため、Enveが二つのバイクのスタイリングを合わせたことは良い判断だと思います。

ENVEのレースバイクであるMeleeとFrayを乗り比べたところ、二つのバイクの「乗り心地」の違いは非常に小さいものでした。サイズ56のFrayは、Meleeに比べてヘッドチューブが0.7度寝かせられ、ホイールベースが16mm長く、スタックが20mm高くなっています。これらのジオメトリーの違いは確かに存在しますがロードバイクの中では、とても太い35mm(実測38mm)のタイヤを履いていても、典型的なロードバイクのように感じました。

Frayを限界までコーナーで押し込んで初めて、Meleeとの違いがわかります。同じタイヤとホイールをMeleeに装着して比較したところ、Meleeは曲がり始めがわずかに速く、望むラインを保つのに少し入力が少なくて済みます。

結論として、クリテリウムレースを走るならMeleeを選びますが、Frayでもほとんど遜色なく走れると感じます。

上りでの、Frayのパフォーマンスは素晴らしいものです。
大きなダウンチューブ、ボトムブラケット、チェーンステーが、トップレベルのレースバイクから期待されるパワー伝達を提供します。ペダルにわずかな力を加えるだけで、即座に前に進む感じがあります。

Frayに乗っていると、ダートの脇道を試したり、このトレイルが目的地の方向に繋がっているかを確かめたくなります。

幅広の38mm(実測)のロード用タイヤは、舗装された道ばかりのコースでであっても、ライドを小さな冒険に変えてくれます。
また、Frayは荒れたアスファルトでも魔法の絨毯に乗ったようにな滑らかな乗り心地です。これは理にかなっています。私が2023年にMeleeをレビューしたとき、その快適さを高く評価しましたが、Frayに35C 実測値38mmのワイドタイヤはそれをさらにレベルアップします。

Dan Chabanov

記事内のFrayのコメントを日本語訳しています。

自転車雑誌Bicyclingの2024バイクアワードの記事はこちらから

Bicyclingとは

Bicyclingは1961年からスタートしたアメリカの自転車雑誌。
はじめは地元の自転車シーンを取り上げるニュースレターでしたが、徐々に規模が大きくなり雑誌となり、現在ではSNSなどで世界的に知られています。

Frayは7月 日本上陸予定 ぜひお楽しみに!!