剛性/メンテナンス性 全てのバランスを高めるENVEオリジナルハブ

INNER DRIVE™システムは、ENVEが手掛ける最新のハブテクノロジー。長距離ライドや激しいコンディションでも信頼性を保ち、ライダーのパフォーマンスを最大限に引き出す設計。軽量化、剛性アップ、メンテナンス性の向上など、すべての側面で進化を遂げている。

インナードライブハブ3つのポイント

左右対称のスポークデザイン

ディスクブレーキとなりハブはドライブサイドとノンドライブサイドでスポークの長さやテンションに差があり、この不均衡がホイール全体の剛性に影響します。

INNER DRIVE™ハブは左右対称のスポークデザインを採用し、テンションが均等になることで、ホイールの剛性と耐久性が向上。これにより、長距離ライドでも安定した走行が可能となり、激しい路面変化にも柔軟に対応します。

軽量化されたハブシェル

新しいハブシェルは従来モデルに比べて大幅に軽量化。これにより加速がスムーズになり、登坂やスプリントでのパフォーマンスが向上。
軽さを追求しつつも、剛性を確保しているため、パワー伝達がしっかりと行われます。

さらに、非接触のスポーククロス設計により、スポークの摩擦音が発生しにくくなります。

剛性、メンテナンス性がアップしたラチェットシステム

INNER DRIVE™のラチェットシステムは、42mmのオーバーサイズラチェットを採用し、パワー伝達が即座に行われる。ラチェットの大きな接触面積により、トルクが効率よくホイールに伝わり、即時の動力伝達が可能となる。また、パーツの数が減ったことでメンテナンスが簡単になり、ライダーが安心して使用できる。さらに、ラチェットとスプリングが確実に保持される設計のため、分解時にパーツが飛び出す心配もない。

その他の特徴

Perfect Preload™機構

ベアリングのプリロードを自動調整するPerfect Preload™を搭載。この機構により、手動での調整が不要になり、常に最適な力がかかる状態を保つ。これによって、ベアリングの寿命が延び、長期間にわたりスムーズな回転性能を維持できる。

オプションのラチェット選択

INNER DRIVE™ハブは、4つのラチェットオプションを用意しており、ライダーの好みに応じてエンゲージメント角度を調整可能。40T、60T、80T、100Tのラチェットが用意され、用途に応じたカスタマイズが可能。特に、スプリントや急な登坂では細かな調整が重要となるため、ライダーのパフォーマンスを最大限に引き出す。

実測値

フロント実重量: 108.5g

リア実重量: 228.5g(HG仕様)