ENVE IN-ROUTE SYSTEMの価値は、単にケーブルを隠すことに留まりません。
内装化が進む現代において、「使い続けられること」までを設計に含めている点が大きな特長です。

純正互換ヘッドキャップによる、幅広いフレーム対応力
IN-ROUTE SYSTEMでは、フレームごとに異なるヘッド形状に対応するため、ENVE純正の互換ヘッドキャップ(トップカバー)が用意されています。

これにより、
- フレーム専用品に縛られない
- 内装ルーティングを崩さずに組み替えが可能
- ヘッド周りの一体感を維持できる
といったメリットが生まれます。
内装を成立させる要素を「ブラックボックス化」せず、交換・対応できるパーツとして整理している点は、システムとしての完成度の高さを感じさせます。
ハンドメイドバイクとも組み合わせられる柔軟な思想
IN-ROUTE SYSTEMは、完成車や量産フレーム専用の仕組みではありません。
Chris kingやWolfToothなどからもENVE IN-ROUTE SYSTEMに適合するヘッドパーツが販売されており、規格がやルーティング条件が合致すれば、ハンドメイドバイクへの導入も視野に入る設計となっています。

フレームありきで内装を決めるのではなく、「どのシステムで組むか」という視点で選べる。
これは、内装を単なるトレンドではなく、長く使い続けるための基盤として捉えるENVEの姿勢を表しています。
乗り換え時にもハンドルを使い続けられるという資産性
多くの内装コックピットは、そのフレーム専用で完結します。
フレームを替えた瞬間に、ハンドルやステムが使えなくなるケースも少なくありません。
IN-ROUTE SYSTEMでは、対応するヘッドキャップを選ぶことで、ハンドル・ステムを次のバイクへ引き継ぐことが可能です。
コックピットを「その一台限りの消耗品」にせず、長期的に使えるコンポーネントとして扱える。
これは、ハイエンドパーツを選ぶユーザーにとって、見逃せないメリットです。

適合ヘッドパーツ
- Colnago V4RS / C68 / C68Ti
- Colnago V5RS
- Specialized SL7
- Specialized SL8
- Pinarello TiCR
- Trek RCS Headset System – Madone Gen 8, Checkmate SLR / Checkpoint SL Gen 3
- Cervelo R5 / Aspero-5 / Soloist / Aspero
内装を「完成形」にするためのENVEの考え方
ENVEは、内装化によって操作性・整備性・将来性が犠牲になることを良しとしません。
IN-ROUTE SYSTEMは、
- 空力と美観
- 自然な操作感
- フレームを超えた互換性
これらを同時に成立させるために設計された、内装ルーティングの完成形です。






