佐野淳哉さん エアログラベルホイール G SES 6.7 PRO “やくらいグラベル” インプレッション

先日開催された、国内屈指の過酷さを誇る「やくらいグラベル(距離107km / 獲得標高2,610m / グラベル率70%)」。国内最難関レベルの荒れた路面とアップダウンを舞台に、佐野淳哉さんが、発表されたばかりの ENVE G SES 6.7 PRO を使用して参加。
内幅35mmのエアログラベルホイールをインプレッション。

【実走インプレッション】過酷な107kmで見えた圧倒的ポテンシャル

ホイール セットアップ:
耐パンク性能に優れる ENVE HEX 48C(CARAPACE) を選択。リム内幅35mmのG SES 6.7 PROに組み付けることで実測幅は51mmへと拡幅。空気圧1.8barでレースに臨みました。

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平坦・ハイスピード区間

67mmハイトを生かして巡航速度に乗ってからの伸びは圧倒的。荒れたダートや粘土質のぬかるみでもスピードが落ちず、グリップが破綻する気配がありません。高めの空気圧でも跳ねることなく、まるでプロロードレースのワンデーレースを走っているかのようなハイスピード巡航を可能にします。

登りグラベル

勾配6%前後のアプローチや泥セクションでは、タイヤが路面を「点」ではなく「面」で捉えるため、他選手がリアタイヤを滑らせる場面でもトラクションをかけ続けて乗車クリアが可能。ただし、20%に迫る超激坂が続く場面では、ローハイト、軽量ホイールであるG23の軽さに分があります。

下り・ガレ場区間(最大の恩恵)

急激なギャップや縦溝が連続する危険な下りでも、意のままにラインを変更できる驚異的な安定性を発揮。ワイドリム(35mm)がタイヤを低反発クッションのように機能させ、ハイスピード下りでの恐怖感を排除して落車トラブルゼロでの完走できました。

モデル名特徴と乗り味最適なシチュエーション
G23圧倒的な軽さとダイレクト感。ダンシングでの登坂がとにかく軽い獲得標高の大きい純登坂コース、加減速が多い場面
G SES 4.5 PRO軽さと空力バランスの優等生。どんなコースでも破綻しない万能性登り・下り・平坦がバランスよく混ざる一般的なグラベル
G SES 6.7 PRO超ワイドリムによる驚異的な安定感。ハイスピード下りでの圧倒的安心感高速化した現代グラベルレース、荒れた下りを安全・ハイスピードで攻略したい時

一見するとハイスピードエアロに振り切ったディープリムに見えますが、本質は「35mmワイドリムがもたらす極上の接地感と車体コントロール性能」にあります。

スピードが上がるほどバイクコントロールはシビアになりますが、このホイールは乗り手の疲労を抑え、下りのリスクを最小限に抑えて安全にスピードを維持してくれます。リスクを抑えつつ本気でグラベルを楽しみたい大人世代のサイクリストにこそ、自信を持っておすすめできる至高の武器です。

¥599,940 (税込)

¥599,940 (税込)

¥548,900 (税込)