レースデイタイヤ!超軽量タイヤをチェック!

少し前に発表されたENVEのレースデイタイヤが27c/29c共に国内に入荷しました!

レースデイタイヤとは、冬にスタッドレスタイヤを使用するように、ロードバイクにもレースの日はレース用のハイパフォーマンスタイヤが必要だと考え開発された、耐久性や、耐パンク性を優先しないレース専用ハイパフォーマンスタイヤです。

気になる実重量は?

パッと持っただけでも明らかに軽いと感じるレースデイタイヤ。
カタログ値で27c: 195g / 29c: 210gですが、実重量は何gになるのかそれぞれ10本ずつタイヤを計測しました。

各サイズ10本の平均

27C
重量: 190.9g
カタログ値との差: -4.2g
割合: -2.1%

29C
重量: 213.4g
カタログ値との差: +3.4g
割合: +1.6%

となりました。
10本だけの平均ですが、カタログ値と比べ27Cは軽めに、29Cは少し重くなっていそうです。

また通常のSESタイヤや他社の軽量モデルのチューブレスタイヤはカタログ値で、

SESタイヤ
27C: 245g
29C: 270g

A社: 26C 275g / 28C 295g / 30C 300g
B社: 25C 225g / 28C 240g
C社: 26C 230g

となっておりレースデイタイヤの軽さが際立ちます。

タイヤの厚み

レースデイタイヤはパンク防止の層を排除することとコンパウンドの割合を調整することにより、軽量化が行われています。

正確に厚みを測ろうとしましたが、ノギスではビードの厚みで計測できず、折り返して計測することに。

折返しなどによりズレがある場合がございます。
参考値としてお考えください。

29C

と2mm前後となりました。

同様の方法で他社のタイヤを測りましたが

A社: 3.11mm(28C)
C社: 3.09mm(28C)

と約3mm程度となり1mmほどレースデイタイヤが薄いことが分かりました。

耐久性

耐久性に関しては未テストですが、今後使用して何km使えるのか検証予定です!