2024年のロードレースシーズンが閉幕し、UCIワールドランキングでUAEチームエミレーツの「タデイ・ポガチャル」が、トリプルクラウンを含むシーズン25勝で11,655ptsを稼ぎ、2位と約2倍の差をつけ首位でシーズンを終えました。
26年ぶりのダブルツールや史上3人目のトリプルクラウンなどポガチャル個人においてもロードレース界においても歴史的なシーズンとなりましたが、忘れてはいけないのが各レースでの記念カラーバイクです。
来シーズンの活躍を祈って、2024年シーズンのカスタムカラーバイクを振り返ります。
ジロデイタリア-マリアローザカラー
今年はダブルツールを狙うと話していたポガチャル。
ジロデイタリアには初出場でしたが、圧巻の走りで宣言通りローマでマリアローザを着用しました。
ポガチャルお気に入りSES4.5ホイールには勝利ステージと共に戦ったチームメイトの名前が記され、勝利を祝うと共にチームメイトに感謝を表しています。
ツールドフランス-マイヨジョーヌカラー
ジロデイタリアを終え、シーズンの目標であったダブルツールに向け挑んだツールドフランス。
ジロでの疲労など不安視された部分もありましたがステージ6勝上げ、マイヨジョーヌを獲得。
シーズンの目標であったダブルツールを達成しました。
今年のツールはオリンピックの影響もあり最終日はパリ シャンゼリゼでのゴールではなくニースでのタイムトライアルとなったため、記念バイクに乗ることはありませんでしたが、表彰式ではチームメイトや勝利ステージがデザインされたSES4.5を含むマイヨジョーヌカラーのバイクを掲げました。
世界選手権
2024年シーズンの目標を達成し、史上三人目のトリプルクラウンに挑んだポガチャル。
すでに歴史的なシーズンであったこともありコルナゴのデザインチームは、今年の活躍をデザインに落とし込み、世界選手権に挑みました。
ご存知の通り、ポガチャルは世界選手権を勝利し見事トリプルクラウンを達成しました。
世界チャンピオン-アルカンシェルカラー
世界チャンピオンはアルカンシェルジャージと共にアルカンシェルバイクに乗ることも伝統となっています。
世界チャンピオンとなったポガチャルの2024シーズン4台目のスペシャルカラーバイクには、憧れのUCI レインボーバンドがあしらわれた、フレームとSES ホイールがセットがされています。
すでにポガチャルはこのバイクに乗り、イル ロンバルディアの4連覇を含む2勝利でシーズンを締めくくりました。
ポガチャルは2025年シーズンを世界チャンピオンとしてENVE SESホイールや、一体型ハンドルなどを使用し戦います。ポガチャルはアルカンシェルカラーとなっていますが、UAEチームやトタルエナジーズのレーサーたちが使用するENVE製品はプロ専用品ではなく、市販品と同じものを使用しレースを戦います。
来シーズンもポガチャルやUAEチームエミレーツ、MELEEに乗るトタルエナジーズなどの活躍を応援しています!