リムにドリルで穴を開けずにスポークホールを作り、内側でニップルを受ける形状になっているENVEのリムは高精度で気密性が高くなっておりENVE専用のバルブナットが必要となっています。
気密性が高いが故の問題
ENVEのホイールはとても精度が高く製作されているため、チューブレステープの貼り付け不足や、タイヤの脱着時などによりテープが剥がれてしまっているとスポークホールから空気が漏れてしまいリム内に空気が溜まってしまう可能性があります。
リム内に空気が溜まったまま空気を入れ続けてしまうとリムの破損にも繋がってしまいます。
ENVE専用のバルブナット
そこでENVEはリム内に溜まった空気を外部に逃す「Pressure Relife Valve Nut(プレッシャーリリーフバルブナット)」を開発しました。
なんらかの影響でチューブレステープが破損してしまいリム内に空気が漏れてしまったとしても外部に逃すため、リムが破損するリスクを減らします。